- 車載機
- 熊本流通団地 協同組合 様
協同組合事業の活性化と各企業の福利厚生にも
- システムレンタル
熊本流通団地(協)は卸売業や物流業などを中心に多くの組合員が立地する卸団地協同組合。全国的に卸売業の経営環境が厳しくなる中、協同組合事業の活性化と組合員企業の車両運営コストの低減を目的に「あきんど!?カーシェアリングサービス」と銘打ち、組合員企業並びに隣接する一般企業を対象に2011年4月よりカーシェアリングサービスを開始。組合員企業のビジネスユースに留まらず、従業員が通勤にも利用できる「通勤プラン」も用意し、各企業の福利厚生にも配慮したものとなっている。今後、組合としては県内の他の協同組合へのサービス提供も検討している。
導入したお客様の声
熊本流通団地 山内専務理事(熊本市と提携したカーシェアリングのキックオフセレモニー風景~幸山熊本市長(当時)とくまモンを前にデモンストレーションを行う)
- Q.御社の主な事業内容を教えてください。
- A.熊本市内の南方に位置し、約53ヘクタールのエリアを占める多くの組合員企業により構成される卸団地協同組合の組合員企業に対して、様々な共同事業を通し、多彩なサービスを提供しています。団地内の中心部に位置する熊本市が有する熊本市流通情報会館の指定管理者として会館運営受託も行っています。なお、当組合は「あきんど!?」をCI(コーポレート・アイデンティティ)として使用しており、カーシェアリングを始めとして様々なサービスを「あきんど!?」ブランドの下で展開中です。
- Q.お取扱いサービスの内容や特徴について教えてください。
- A.当団地エリア内では、乗用3台、トラック1台を配置し運営中です。別途、熊本市中心部にある熊本市役所の立体駐車場にも熊本市と提携し、プラグインハイブリッド車を2台配置し、市民向けのサービスも担っています。卸・流通業が主な組合員であることからユーザーニーズを反映し、トラックを配置している点は当団地特有のものと思われます。
- Q.カーシェアリング事業を始めた経緯についてお聞かせください。
- A.テレビ放映で東京のマンションでカーシェアリングサービスがあることを偶々視聴し、当団地は企業の集合体であるので、同じビジネスモデルが応用できるのではないかと考えました。他方、卸・流通業者においては車両コストが物件費の相当部分を占めるため、組合でそのサービスを提供することは組合員のコスト削減に結びつくのではないかとも考えました。
- Q.uprカーシェアリングシステムの導入のキッカケについてお聞かせください。
- A.事業化を思いついた後、インターネット等でシステムを提供する事業者をチェックしてみましたが、いまひとつ適当なものが見当たりませんでした。九州で当組合と同業の他県卸団地がカーシェアリングに着手しているとの情報を知り、uprカーシェアリングシステムを利用している同団地に視察に行き、システムの使い勝手などを評価の上、採用することとなりました。
- Q.カーシェアリング事業を行っていて困ったことや大変だったことはありましたか?
- A.立ち上げや熊本市との提携による運用拡大の際は相応のエネルギーを要しましたが、uprの担当者を始めとする親切なアドバイスもあり、安定的に運営できていると考えています。市民へのサービスを始めたのち、ユーザーが当初予想した以上に「行儀よく」使ってくれたり、このサービスがあって良かったと評価して頂けることがあり、やはり着手して良かったと感じています。
- Q.カーシェアリング事業の将来性についてどう考えていますか?
- A.熊本市のような地方中核都市に関して言えば将来性はあると思われますが、このサービスが必要であると信じる人が考えるほど発展は早くないであろうし、このようなサービスにネガティブな姿勢の人が考えるほど悲観的ではないと思います。計画段階から損益分岐点をクリアできるか否かというようなアプローチであれば、早い段階で失望してしまいかねません。多少気長に丁寧に取り組んでいかなければ、上手くいくものではないように思います。腰を落ち着けて続けていけば、少しずつユーザーが増えてくるものと云う位に構えて取り組んだ方が上手くいくかもしれません。
- Q.最後に、御社のPRをお願いします!
- A.熊本は一昨年新幹線も開通し、政令指定都市になりました。観光スポットは、山、海、谷、と豊かな自然が身近なところに沢山あります。(くまモンもいます!)熊本観光の際は熊本市繁華街にあるカーナビ付きの当組合カーシェアリングを利用しませんか。会員登録は「熊本流通団地協同組合」のホームページからどうぞ!!